嗅覚・味覚障害について(新型コロナウイルス関連)


新型コロナウイルスによる感染症の症状のひとつとして、嗅覚障害・味覚障害が認められることがあるという報告が、最近諸外国・国内からも相次いでおります。日本ではまだ指針はでておりませんが、イギリスの耳鼻咽喉科学会では、新型コロナウイルスによる嗅覚・味覚障害がでた患者さんに「7日間の自己隔離」を行うことで感染拡大を防ぐことができるのではないかと報告しています。嗅覚・味覚障害は一度発症すると長引くことも多い症状でありますが、報告例をみると、新型コロナウイルスによる嗅覚障害は、病状の回復とともに嗅覚も回復することが多いとも言われております。現在北海道での新型コロナウイルスの発症は収束傾向にもありそうですが、東京での爆発的な増加をみていると、今後再増加を引き起こす可能性も十分あると考えております。

当院での当面の嗅覚障害に対する診療ですが、今後の新型コロナウイルス患者さんの再増加を防ぐために、急性発症の嗅覚障害の方はまずは2週間程度受診せずに様子をみて頂くこととします。できれば、自己隔離(ご家族との接触も避ける事)を意識して頂けると尚更良いと思います。そして、その後の受診される際も空間的・時間的隔離も必要な事がありますので、必ず電話相談下さい

新型コロナウイルスの早期収束にむけ、皆様のご協力の程なにとぞよろしくお願い申し上げます。 

新川駅前みんなの耳鼻咽喉科 

院長 佐々木卓也