みなさんこんにちは
札幌市北区新川に開業予定
新川駅前みんなの耳鼻咽喉科、院長の佐々木卓也です。
クリニックの建設が刻一刻と進んでおりますが、まだ完成しておりません。申し訳ありません。完成し次第、内装等随時ご報告したいと思っております。
その間、当院で採用予定の医療機器について何回かに分けてご報告させて頂こうと思います。本日は、現在の耳鼻咽喉科医にとって一番大事な「内視鏡」についてご報告させて下さい。内視鏡はどの科でも広く流通していて耳鼻咽喉科の領域でも欠かせない存在となっております。
その内視鏡は、OLYMPUS社の内視鏡を採用しようと考えております。
この内視鏡の特徴ですが、外径は、わずか2.6㎜の細さ!細いのに、画質はハイビジョン!大変鮮明な画像をみることができます。
内視鏡を耳や鼻、のどに挿入することで病気を見つけ出します。細いと耳・鼻はまったく痛くありませんし、のどをみることも負担は軽減します。
私はこの内視鏡を駆使して、病気を早期発見したいことはもちろん、
来院していただいた患者さんに、画像をしっかりお見せし、希望される方には写真を印刷してお渡ししようと考えております。ご自分の状態を見て、ご自分でご理解されることで、患者さんご自身が「見てわかる、見て治す」治療ができたらと思っています。
例を示します。
上の画像は、耳の中の鼓膜(こまく)を見た内視鏡画像です。正常な鼓膜と比べて中耳炎になった鼓膜は右側のように赤くはれているのがわかります。鼓膜の裏側に膿(うみ)がたまった状態で、ここまで腫れると痛くてお熱がでることも多いです。
お医者さんから中耳炎ですねと言われるだけより、カメラの画像をみせてもらって、中耳炎とはこういうものですと説明を受けた方が、ご自分でわかるでしょうし、それがきれいな鼓膜になったときには、治ったことも実感できるかと思います。
新川駅前みんなの耳鼻咽喉科では、みんなで治す治療を行う一環として、内視鏡を駆使し「見てわかる、見て治す」治療を実践いたします。