その他の困りごと

[顎下腺腫瘍(がっかせんしゅよう)]

・左右のあごの下に顎下腺と言って、唾液をつくる臓器がありますが、そこに腫瘍ができてしまう病気のことを言います。良性腫瘍もあれば悪性腫瘍(ガン)もあります。
・左右の一方のあごの下にしこりができて気づく場合が多いです。

当院で行う治療内容

□良性が疑われる場合、定期的にエコーで大きくならないか様子をみます。
□良性か悪性かはっきりしない場合、穿刺吸引細胞診という検査をします。
(腫瘍に針をさして細胞を採取し、細胞が良性っぽいか悪性っぽいかを判定します)
□悪性が疑われる場合、手術をお勧めします。総合病院へご紹介します。

以後注意して頂きたいこと

・顎下腺にできる腫瘍は、良性・悪性あわせて、数十種類あると言われています。そのため、手術前に良性か悪性かを判断することは大変難しいと言われています。また、顎下腺にできる腫瘍は、比較的悪性である可能性も多いと言われ、良性であっても手術をお勧めすることもあります。
・エコー検査で腫瘍の状態を観察して、一緒にどうしたら良いか相談しましょう。